Win10でExact Audio Copy(EAC)設定とCDからFLACファイル作成

 

Exact Audio Copy(EAC)の入手方法とインストールについては、以前の記事で説明している。

関連記事:Win10でExact Audio Copy(EAC)ダウンロードとインストール

 

Exact Audio Copyは、Clone CDやCD Manipulatorとともに、CCCD(コピーコントロールCD)が世間に出始めた2002年頃から知っている。

ただ、これまではCDex、BonkEnc (現fre:ac)、xrecode IIMedia GOと使ってきたので、今回初めてExact Audio Copyを使ってみた。

Exact Audio Copyは、CDを音質だけではなく、CUEシートによって同じ時間で再現できる。

音楽ファイルと一緒にCUEシートを作成するとき、WAVファイルはもちろん、FLACファイルであっても、トラックごとではなく1つのファイルとして作成される。

これまでと同様、トラックごとにファイルを作成すると、CUEシートは生成されない。

なお、CD情報やCDジャケットを変更したい時は、MP3tagなどタグ編集ソフトでできる。

 

Exact Audio Copy

 

設定

 

EACオプション

 

EAC】>【EACオプション

 

取り込み

 

取り込み タブ

【■】欠落したオフセットサンプルを無音で補完する

【■】トラック間を同期させる

【□】曲の先頭と末端の無音領域を削除する

【□】読み込みエラー、または同期エラーが出た場合はトラックの取り込みをスキップする

【□】次の回数トラックの取り込みが続いたら取り込みをスキップ

【□】ドライブを冷却する

【■】取り込み中はドライブのトレイをロックする

取り込みとエンコードの優先度

通常】を選択する

エラー回復品質

】を選択する

 

全般

 

全般 タブ

【■】デジタルCD再生ルーチンを使用する

【□】EAC起動中はデータCD、音楽CDの自動再生を無効にする

【□】不明なCDが挿入された時

【■】時間表示にフレーム数を表示する

【■】ファイルを上書きする前に尋ねる

【■】複数ファイル選択ダイアログで間違ったファイル名順が指定されるバグを修正する

【■】取り込み終了後にビープ音を鳴らす

【□】取り込み終了後にCDを取り出す

PCをシャットダウンする際の動作

【■】外部エンコーダの処理を待つ

【●】PCをスリープモードにする

EAC 言語選択

【□】ログファイルは常に英語表記で出力する

【Japanese】

 

ツール

 

ツール タブ

】CUEシート作成時にUPC/ISRCコードを読み込み、CUEシートに加える

【■】CUEシート作成時にCD-TEXT情報を使用する

【□】取り込み時に ‘.m3u’ プレイリストを作成する

【□】取り込み後自動的にステータスのログをファイルに保存する

【□】チェックサムをステータスログに追加する

【■】自動でBMPファイルをJPGファイルに変換する

【□】取り込み時、バックグラウンドで外部エンコーダにキューを入れる

【■】外部エンコーダのウィンドウを表示しない

【■】検出後ドライブ特性を送信する(許可を求めます)

【□】ビギナーモードを有効にし、すべての高度なオプションを無効にする

 

ファイル名

 

ファイル名 タブ

保存するファイル名の設定

ファイル名設定

%artist%\%albumtitle%\%tracknr2% %title%】を入力する

※【CDまたはトラックのアーティスト】フォルダ>【CDタイトル】フォルダ>【トラック番号】(2桁) 【トラック名】で生成される

【□】スペースをアンダースコアに置換する

 

書き込み

 

書き込み タブ

】書き込み時にすべての文字を大文字にする

【□】書き込み時にCD-TEXTのトラック名にアーティスト名を含める

【□】レイアウトエディタにオーディオファイルを追加した時、標準でコピープロテクトを無効にする

【■】EACでのCD書き込みにCDRDAOを使用する

 

OK】をクリックする

 

ドライブオプション

 

EAC】>【ドライブオプション

 

情報

重要な情報

EACがどのように働くかユーザーの多くが理解しなかったので、ここに重要な情報を示します。

】次回もこの情報を表示する

 

OK】をクリックする

 

取り込み方法

 

取り込み方法 タブ

セキュアモード

【○】次のドライブ特性に従ったセキュア取り込み {推奨}

【○】パラノイドモード {推奨}

シンクロナイズドモード

【○】高速取り込み

バーストモード

【●】バースト取り込み

読み込み能力の検出】をクリックする

 

分析中

CD-ROMドライブの能力を検出中

キャッシュ 【はい

正確性 【はい

C2エラー情報  【はい

適用】をクリックする

 

データベース送信

EACのデータベースへ検索されたドライブ特性を送信してもよろしいですか?

】再び表示せず、常に認めない

いいえ】をクリックする

 

オフセット / 速度

 

オフセット / 速度 タブ

【□】リードイン・リードアウトをオーバーリードする

速度選択

変更しない

【□】取り込み中の減速を許可

【□】AccurateRipを使用する

 

ギャップ検出

 

ギャップ検出 タブ

ギャップ / インデックス検出方法

検出方法 A】を選択する

検出精度

安全 {セキュア}】を選択する

 

書き込み

 

書き込み タブ

書き込みサンプルオフセットの値

0

書き込み終了後

【●】ドライブをリセットするため CD-R を取り出し後再挿入する

】UPC/ISRCを書き込む {ドライブが対応時のみ}

】CD-TEXTを書き込む {ドライブが対応時のみ}

 

OK】をクリックする

 

エンコードオプション

 

EAC】>【エンコードオプション

 

外部エンコーダ

 

外部エンコーダ タブ

】エンコードに外部プログラムを使用する

エンコード別パラメータ

ユーザー定義のエンコーダ】を選択する

使用する拡張子

.flac】と入力する

 

エンコードに使用するプログラムをパスを含めて指定

参照】をクリックする

ローカル ディスク (C:)】>【Program Files (x86)】>【Exact Audio Copy】>【Flac

flac.exe】を選択する

開く】をクリックする

 

追加のコマンドラインオプション

-5 %source%】を入力する

ビットレート

896 kBit/s】を選択する

【■】エンコードが終了したらWAVファイルを削除

【■】CRCチェックを使用

【■】ID3タグを追加

【□】外部プログラムのリターンコードをチェックする

【●】高品質

 

ID3タグ

 

ID3タグ タブこめ

【■】ID3 V1タグを書き込む

【■】追加のID3 V2タグ用に次の指定サイズ分スペースを取る

【■】ID3 V1.0タグの代わりにID3 V1.1タグを使用する

【□】ID3 V2.3.0タグの代わりにID3 V2.4.0タグを使用する

【■】ID3 V2タグに xx/xx のようなトラック番号の形式を使用する {例:01/16}

【□】ID3 V2タグで非同期方式を使用する

】ID3 V2タグをUTF16で書き込む

【■】ID3 V2タグにジャケット画像を追加する

】取り込み先フォルダにジャケット画像を保存する

※ジャケット画像を保存しない又はMP3tagなどタグ編集ソフトを使う人はチェックを外す

ファイル名の書式

%albumartist% – %albumtitlle%

 

OK】をクリックする

 

メタデータオプション

 

EAC】>【メタデータオプション

 

freedb

 

freedb タブ

E-Mail アドレス

メールアドレス】を入力する

Freedb サーバ

http://freedbtest.dyndns.org:80/~cddb/cddb.cgi】を入力する

 

OK】をクリックする

 

使い方

 

※Exact Audio Copyを起動した後で外付けドライブを接続した場合、ドライブが認識していない状態なので、Exact Audio Copyを一旦終了して、もう一度立ち上げる必要がある

 

Blu-rayドライブやDVDマルチドライブなどに音楽CDをセットする

 

※今回使ったCDアルバムは、「HELP!」(The Beatles)

 

Configure AccurateRip

This Audio CD can be used to configure AccurateRip.

Configure AccurateRip now?

Configure】をクリックする

 

AccurateRip

Congratulations, AccurateRip has been set up correctly.It is recommended that this disc is ripped to test the accuracy of your drive. Calcurated offset value: + nnn samples, +nnn bytes.

OK】をクリックする

 

CDを取り出す】の左側にある【CD 情報をfreedb から取得】アイコンをクリックする

または

データベース】>【CD情報を取得

Remote Metadata Provider】を選択する

 

CTDB Metadata Lookup

CD情報】と【CDジャケット画像】を選択する

※【取り込み先フォルダにジャケット画像を保存する】にチェックしている場合、選択した【CDジャケット画像】が保存される

 

FLACファイルを作成する (cueシートあり)

 

アクション】>【CDイメージをコピーしCUEシートを作成

圧縮】を選択する

 

※保存するドライブやフォルダを選択する

 

保存】をクリックする

 

オーディオデータ取り込み中

取り込み完了

【□】取り込み後、PCをスリープ状態にする

OK】をクリックする

 

ステータス&エラーメッセージ

全てのトラックが正確にコピーされました

ステータス報告完了

OK】をクリックする

 

FLACファイルを作成する (cueシートなし)

 

※トラックごとに.flacファイルが作成される

 

CMP】(選択したトラックをエンコードしてコピー)をクリックする ※左側のメニュー

または

アクション】>【選択したトラックをコピー

圧縮】を選択する

 

※保存するドライブやフォルダを選択する

 

OK】をクリックする

 

オーディオデータ取り込み中

取り込み完了

【□】取り込み後、PCをスリープ状態にする

OK】をクリックする

 

ステータス&エラーメッセージ

全てのトラックが正確にコピーされました

エラーは発生しませんでした

ステータス報告完了

OK】をクリックする

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