最近、徐々にではあるが、ハイレゾやDSDファイルのラインナップが充実しはじめている。
CDのように手元に残せるまたはジャケットやライナーノーツもコレクションの一部であると考えている人には抵抗があるかもしれないが、実物のCDよりもiTunesやレコチョクなど音楽ダウンロードが売れていることを考えると、データでも構わない人が多くなっている証拠だ。
そこで、ハイレゾやDSDに対応したオーディオシステムが必要になる。
パソコンで音楽を聞いている人は、現在使っているサウンドデバイスをハイレゾ・DSD対応のUSB DACに変更または追加し、再生プレーヤーを導入すれば(DSD)、再生環境が出来上がる。
では、なぜUSB DAC+アンプ+スピーカーの予算の上限を20万円に設定したのか。
それは、USB DAC+アンプ+スピーカーにオーディオ専用パソコン、インシュレーター・オーディオケーブル・電源ケーブル・電源タップ・スピーカースタンドなど足りないまたは必要になるものを合わせて、初級者オーディオの予算の目安である30万円を想定をしているからだ。
予算が限られても、ポイントを押さえておけば、本格的なオーディオを楽しむことができる。
関連記事:DSDファイルの再生に対応した据え置きオーディオ向けUSB DAC
オススメのオーディオシステム
5万円
USB DAC CyberDrive HR-ED315AW-CB ※DSD256 (11.2MHz)対応
レシーバー (アンプ) Onkyo CR-555(S)
スピーカー Pioneer S-CN301-LR
オーディオ変換ケーブル audio-technica AT361A/1.0
合計 46,885円~
8万円
レシーバー (アンプ) Onkyo CR-N765(S) ※DSD128 (5.6MHz)対応
無線LAN子機 Onkyo UWF-1
スピーカー Dali ZENSOR 1
合計 64,802円~
10万円
USB DAC iBasso D14 ※DSD256 (11.2MHz)対応
プリメインアンプ Onkyo A-9010
スピーカー Monitor Audio BRONZE 2
合計 98,516円~
15万円
USB DAC iFi nano iDSD ※DSD256 (11.2MHz)対応
プリメインアンプ Marantz PM6006
スピーカー Elac Debut B5
合計 129,394円~
20万円
USB DAC iFi micro iDSD ※DSD512 (22.4MHz)対応
プリメインアンプ Marantz PM6006
スピーカー Dali OPTICON 1
合計 193,826円~
予算があまりない人または部屋のインテリアに気をつかっている人は、CR-N765のようなハイレゾ・DSD対応ミニコンポのレシーバーにすれば、USB DAC+プリメインアンプの部分がレシーバー1台で済むので、予算を抑えられるまたは部屋の風景に溶け込ませることができる。
それぞれのプランのテーマは、5万円までの組み合わせはコストパフォーマンス、8万円までの組み合わせはシンプル、10万円までの組み合わせはロックに適した環境、15万円までの組み合わせはナチュラルサウンド、そして20万円までの組み合わせはDSD512対応となっている。
製品リンクと価格一覧
USB DAC
CyberDrive HR-ED315AW-CB (6,400円~)
iBasso D14 (30,240円~)
iFi nano iDSD (27,540円~)
iFi micro iDSD (70,642円~)
アンプ
プリメインアンプ
Onkyo A-9010 (23,000円~)
Marantz PM6006 (45,424円~)
レシーバー
Onkyo CR-555(S) (21,493円~)
Onkyo CR-N765(S) (32,500円~)
スピーカー
Pioneer S-CN301-LR (18,466円~)
Dali ZENSOR 1 (30,472円~)
Monitor Audio BRONZE 2 (45,276円~)
Elac Debut B5 (56,430円~)
Dali OPTICON 1 (77,760円~)
その他
audio-technica AT361A/1.0 (526円~) [オーディオ変換ケーブル]
Onkyo UWF-1 (1,830円~) [無線LAN子機]
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