最近、不具合が発生しても影響の少ない端末からMicrosoft Windows 10にアップグレードしている。
そこで、Geanee WDP-71をWindows 8.1からWindows 10にアップグレードしてみた。
※なお、今回説明する方法は、WDP-71と同じように、内臓メモリが16GBしかないPloyer MOMO7WやDospara DG-D08IWBなど、その他のWindows 8.1タブレットでも使える
Geanee WDP-71
Windows 10をインストールする準備
Windows 10をインストールするために準備するものは、Windows 10 Home 32ビットのISOファイル、4GB以上のUSBメモリ、16GB以上のMicroSDHCカード。
USBメモリには、Windows 10のISOファイルを事前にコピーしておく。
関連記事:Windows 8.1からWindows 10にアップグレードする手順と設定
Windows 10をインストール時の問題点
WDP-71は、本体の内臓メモリが16GBしかない。
現在インストールされているWindows(Windows 8.1)をバックアップするためには容量が足りないので、16GBのMicroSDHC(Class4)を準備した。
※Class10のMicroSDHCを使った方が、データの書き込みが速いので、インストールにかかる時間も短くて済む
また、「Windows 10を入手する」での「無償アップグレードの予約」をしなくても、メディア作成ツールを使えば、ISOファイルが手に入れられる。
Windows 10をインストール時の解決方法
WDP-71には、MicroUSBポートがあるので、MicroUSB端子のUSBハブが繋げられる。
光学ドライブがない場合、インストール用のUSBメモリを使って導入する方法が一般的だ。
ただ、すでにISOファイルをダウンロードしていたので、回線に負担のかかる上記の方法はできるだけ避けたかった。
そこで、ディスクドライブ仮想化ソフトの登場である。
DAEMON Tools Liteが有名だが、今回はVirtual CloneDriveを使うことにした。
関連記事:Win8.1でVirtual CloneDriveを使いISOファイルをマウント
Windows 10をインストール後の状況
Windows 10にアップグレードした後の空き容量(Cドライブ)は、426MB / 13.8GBになったが、そのうち一カ月で消えるWindows.oldが8.07GBを占めている。
比較として、Windows 8.1の時は1.05GB / 9.45GBだった。
おそらく、Windows 8.1のリカバリー領域が解放されたから4.35GB空いたんだと思われる。
一か月後には8.496GBの空き容量を確保できる。
今回、Windows 10にアップグレードすることにより、だいぶ快適に使えるようになったので、これからWDP-71の活躍の場が増えそうだ。
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