Sony BDP-S6500をしばらく使った感想

 

Sony BDP-S6500は、音質がとても良い。

関連記事:Sony BDP-S6500をCDプレーヤーとして評価してみた

「暖」(ウォーム)ではなく、「寒」(クール)寄りのサウンドだ。

※iFI nano iDSDと比べた場合

BDP-S6500の本体を開けていないので、使用しているチップやメカが何かは分からない。

 

パソコンを起動しなくても音楽を聴ける利便性だけではなく、クールかつ解像度の高いソニーのサウンドも好みだった

BDP-S6500を使って、現在のオーディオシステムを構築し直そうと思ったくらいだ。

新たに、音楽再生用のNAS(Network Attached Storage)を導入しようとも考えた。

けれども、しばらく使っているうちに、当初では想定していなかったことが判明した。

 

以前は、CDからFLACに変換するときはfre:ac(BonkEncの時代から…)を使っていた。

現在は、Sony Media GoX Lossless Decoder(XLD)を使ってFLACに変換している。

fre:acで変換したFLACファイルを再生しようとすると、なぜか「ファイルが壊れているか、サポートしていない音楽ファイルです。」と表示される。

 

Windows、Mac OS X、Linux、iOSのいずれのOSでも問題なく再生できているので、BDP-S6500特有の問題のようだ。

Media Goを使って、CDからFLACに変換したファイルは問題なく再生できる。

試しに、fre:acでFLACに変換したファイルを一度Media Goでコピーしてから再生してみたが、結果は同じだった。

※Media Goに曲を登録するときに、Media Go以外の場所に音楽ファイルがあると、自動的にMedia Goフォルダにコピーされる仕様

ただし、バスパワー型の外付けHDDで再生しようとすると、fre:ac、Media GoでFLACに変換したに関係なく、上記の注意書きが表示される。

USBメモリーだと問題なく再生できる。

 

フォルダにMac OS Xで再生した時にできる隠しファイル(.DS_Store)がある時、「ファイルが壊れているか、サポートしていない音楽ファイルです。」と表示される。

USBメモリ、外付けHDDとも、初回の時のみ起きるようだ。

しばらく何も操作しなければ、数秒で消えてしまうので、それほど気にする必要はない。

リモコンの「戻る」ボタンを押してすぐにリセットしていた時は、次につないだ時も表示されていた。

2回目以降は、上記の注意書きが表示されず、フォルダにアクセスできるようになった。

 

CDの曲を最初から聴くときは、リモコンの「決定」ボタンを押せば曲の再生がはじまる。

曲順以外で聴きたいときは、リモコンの「戻る」ボタンを押せば、曲の一覧が表示される。

FLACファイルを再生するときは、「ミュージック」>フォルダの階層 となる。

 

なお、BDP-S6500を電源ONのままでUSBメモリや外付けHDDを抜いてしまうと、「接続されているUSB機器からの応答がありません。USB機器を確認してください。」と表示される。

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