趣味研究室の記事「Core i7 4770はいまでもゲーミングPCとして使えるのか」(ペンタマニア氏)には、Core i7-4770が今でもゲーミングパソコンとして通用することが書かれていた。
Core i7-4770の自作パソコンは、元々ZIGSOWの記事「なんと前世紀のATXケースですが、私のメインマシンはこれに入ってます。」(はにゃさん氏)に影響を受けて、Intel Pentium 4 1.7GHzからIntel Core i7-4770を載せた自作パソコンに再構成し、動画編集作業をするために使っていた。
しかしながら、Windowsパソコンで動画編集作業をしなくなってから使い道がなくなってしまい、Intel Core i7-4770をそのまま眠らせるのはもったいないと考えていたので、Core i7-4770の自作パソコンをゲーミングパソコンとして仕立てるためにはどんなビデオカードが必要なのか調査してみた。
現在の構成 | 強化後の構成 | |
マザーボード | ASRock B85 Pro4 (B85/LGA1150/PC1600) 8,490円 (Dospara) | → |
CPU | Intel Core i7-4770 (3.40GHz/8MB/1600MHz) 29,797円 (Nojima) | → |
CPUクーラー | Scythe 阿修羅 SCASR-1000 4,557円 (Sofmap) | → |
CPUグリス | Ainex PA-080 (信越化学工業株式会社製 G-747) 273円 (amazon) | 熱伝導の高い グリスに変更 |
メモリ | Team TED38192M1600C11DC (DDR3/DIMM/PC3-12800/4GBx2) 5,780円 (Dospara) | 16GBに増設 |
記憶装置1 | Micron CT250BX100SSD1 (SATA600/250GB/MLC) 7,980円 (TSUKUMO) | → |
記憶装置2 | Toshiba DT01ACA100 (SATA600/1.0TB/7200rpm/32MB) 5,576円 (Dospara) | → |
記憶装置3 | Western Digital WD30EZRX-1TBP (SATA600/3.0TB/5400rpm/64MB) 11,270円 (amazon) | → |
記憶装置4 | Western Digital WD20EZRX 2TB (SATA600/2.0TB/5400rpm/64MB) | → |
グラフィック1 | Intel HD Graphics 4600 | → |
グラフィック2 | ー | ビデオカードの追加購入 |
サウンド | Realtek ALC892 HD-Audio | → |
ネットワーク | Intel I217-V 10/100/1000 Mb/s | → |
ワイヤレス | Elecom WDC-433SU2M2BK 1,855円 (amazon) | → |
電源ユニット | Seasonic SSR-450RMS (450W) 11,808円 (amazon) | → |
ケース | Owltech OWL-PC-60 (ATX Tower) 20,000円 (当時、知り合いより入手) | → |
ケースファン | Gelid Silent 8 x3 1,446円 @482円 (amazon) | |
OS | Microsoft Windows 10 (64bit) | → |
選べるビデオカードの種類は、Core i7-4770の自作パソコンに搭載している電源ユニットが450Wなので、搭載できるビデオカードの選択肢はそれほど多くはない。
NVIDIAのGeForceシリーズだとGTX1660 Ti、GTX1660 SUPER、GTX1660、GTX1650 の4種類、AMDのRadeonシリーズだとRX6600、RX6500 XT 、RX6400 の3種類から選ぶことができる。
上記のビデオカードの中から選ぶとなると、GeForceは現行かつ最新モデルのRTX3050が選択できないが、Radeonは現行かつ最新モデルのRX6600が選択できるので、DLSS (機械学習)やレイトレーシング (レイトレ)にこだわりが無ければ、優秀なFSRのあるRX6600を選択することが適切と考えられる。
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