少し前の記事にも書いたが、iFI nano iDSDのライト版であるnano iDSD LEが発売された。
価格は17,280円 (nano iDSDは27,540円)。
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nano iDSDとの違いは、デジタル(SPDIF)入力を省いてUSB入力に特化し、DSD再生の上限を11.2MHzから5.6MHzに抑え、そしてデジタルフィルタの選択機能をなくしたこと。
※デジタルフィルタは、実際になくても困らない、私もMINIMUMに固定したまま使っている
上記3点以外の機能及び性能は、nano iDSDと同じなので、新品入手ではお買い得だと思う。
関連サイト:iFi、USB入力に絞った1.6万円のポータブルアンプ「nano iDSD LE」、真空管プリ「micro iTube2」も (インプレス)
そこで、実質値下げしたnano iDSDと同じnano iDSD LEを使って、プリメインアンプ+スピーカーを組み合わせた、10万円以下のオーディオシステム構成を考えてみることにした。
オーディオ コンポーネント
USB DAC
USB DACは、タイトルにもあるように、iFI nano iDSD LE。
プリメイン アンプ
プリメインアンプは、1万円台であればTeac A-R630MKIIか若干価格が超えるがMarantz PM5005、2万円台であればOnkyo A-9010かPioneer A-30かDenon PMA-390RE、3万円台であればYamaha A-S501、4万円台であればMarantz PM6006。
※アンプも欧州製品にこだわるのであれば、EMF Audio Sequel 2 (英国)という選択肢もある
スピーカー
スピーカーは、1万円台であればSony SS-CS5、2万円台であればPioneer S-CN301-LRかDali ZENSOR PICO、3万円台であればDali ZENSOR 1かTannoy MERCURY 7.1かMonitor Audio BRONZE 1、4万円台であればElac Debut B4かWharfedale DIAMOND 220。
その他
ヨーロピアンサウンドを楽しむのであればA-9010+ZENSOR 1、その中でもブリティッシュサウンドを目指すのであれば、PM6006+MERCURY 7.1、ジャーマニーサウンド (ドイツ サウンド)を目指すのであれば、Yamaha A-501+Elac Debut B4の組み合わせになる。
ロックなど低音を必要とするジャンルに合う組み合わせは、A-9010+BRONZE 1 (定番)、クラシックなど音数の多いジャンルに合う組み合わせは、PM6006+DIAMOND 220になる。
※より低音が必要であれば、キャビネットの容積とウーファーの大きいBRONZE 2がオススメ
合計金額を6万円以内で収めるのであれば、A-9010+S-CN301-LRまたはA-9010+SS-CS5。
インテリアや置き場所の都合で、アンプをOnkyo CR-N765や同 CR-555にする方法もある。
なお、最も安く抑えるのであれば、CR-555+SS-CS5の組み合わせになる。
製品リンクと価格一覧
USB DAC
iFI nano iDSD LE (17,280円~)
iFI nano iDSD (27,540円~)
プリメイン アンプ
Teac A-R630MKII (19,800円~)
Marantz PM5005 (21,180円~)
Onkyo A-9010 (23,000円~)
Pioneer A-30 (27,024円~)
Denon PMA-390RE (27,342円~)
Yamaha A-S501 (33,291円~)
Marantz PM6006 (45,533円~)
スピーカー
Sony SS-CS5 (15,931円~)
Pioneer S-CN301-LR (20,293円~)
Dali ZENSOR PICO (25,651円~)
Dali ZENSOR 1 (30,380円~)
EMF Audio Sequel 2 (32,000円)
Tannoy MERCURY 7.1 (33,291円~)
Monitor Audio BRONZE 1 (36,527円~)
Elac Debut B4 (44,139円~)
Monitor Audio BRONZE 2 (45,276円~)
Wharfedale DIAMOND 220 (46,800円~)
その他
Onkyo CR-555 (19,790円~)
Onkyo CR-N765 (31,592円~)
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