地デジレコーダーを導入するにあたってのチェック項目-ポイント-

 

地上デジタル放送を録画できる環境を構築する場合、主に4つの方法が考えられる。

PS3にtorneを組み合わせる、パソコンにテレビキャプチャーを増設する、専用のレコーダーやDVDレコーダーを買い足すなど。

どの方法も一長一短あるので、それらについて、下記に簡単にまとめてみた。

 

1.PlayStation 3+torne (33,800円~)

使い勝手は非常に良い。

別売りのBDリモートコントローラ(CECHZR1J)がなくても、PS3に初めから同梱されているワイヤレスコントローラ(CECHZC2J)で十分快適に録画設定できる。

基本的に、録画したPS3+torneを通じてしか見られないが、PSPやPSP goに移して持ち歩くことは可能だ。

PS3を持っていない方は、地デジレコーダーパック(CEJH-10011)や発売されたばかりのHDDレコーダーパック(CEJH-10013)を買った方が安い場合もある。

もちろん、すでにPS3を持っている方は、torneだけ購入すれば、テレビにつないだPS3で地デジ放送を視聴および録画できる。

内蔵HDDに録画した番組を外付けHDDに保存できるし、直接保存することも可能だ。

物足りない点は、BSやCSを視聴および録画できないこと、Blu-rayやDVDメディアにコピーもしくはムーブできないことである。また、ダブルチューナー搭載ではないので、2つの番組を同時に録画することはできない。

 

2.テレビキャプチャー+大容量HDD 2TB (18,060円~)

使い勝手は、ビデオキャプチャーに付属しているソフトによるので、ピンからキリまである。どのメーカーも似たりよったりだが、その中ではピクセラのソフトが安定している模様。

また、Windows 7やMac OS X専用などの製品もあるので、特にWindows Xpを使っている人は注意が必要となる。

ノートパソコンを使っている場合、外付けのビデオキャプチャーを付け足せば、パソコンで視聴・録画できる。

デスクトップパソコンを使っている場合、外付け以外に内蔵のビデオキャプチャーでも可能だ。

製品によって、地デジのみやダブルチューナー搭載、ワンセグ対応など様々な種類が存在する。

Blu-rayやDVDメディアへの保存が行える。

大方の製品がダビング10にも対応しているので、最大で9回のコピーと1回のムーブができる。

ただし、パソコンがビデオキャプチャーの動作条件を満たしていない場合、補強または買い替えにより、専用の地デジレコーダーを買った方が安く済む場合もある。

 

3.Blu-rayレコーダーやDVDレコーダー (45,870円~ / 29,700円~)

使い勝手は、メーカーによって多少の差はあるが、総じて使いやすいよう、各社工夫を凝らしている。

また、テレビとの接続も、同じメーカーであれば、VIERAリンクやAQUOSファミリンクなど、HDMIケーブル1本で済むように作られており、それによりテレビのリモコンで動かすことができる。

内蔵HDDの容量やダブルチューナー搭載、外付けHDD接続のためのUSB端子の有無、地デジ専用など、様々なモデルが各社から発売されている。

搭載しているHDDの容量は、500GBと1TBでは販売価格もさほど変わらないので、HDDが1TB以上の製品を買うのが費用対効果では良い。

多くのテレビキャプチャーと同様、ダビング10にも対応しているし、Blu-rayやDVDメディアへの保存が行える。

ただし、Blu-rayレコーダーやDVDレコーダーを選んだ場合、「PS3+torne」やパソコンに「テレビキャプチャー」を追加することに比べて、割高となる場合もある。

 

4.デジタルテレビチューナー+大容量HDD 2TB (29,050円~)

デジタルテレビチューナーは、Pixela PRD-BT102-PA1(国内生産)が、イオンにて4,780円で販売されている。

地上アナログテレビを地デジ化するには、この方法で目的が達成できる。

ただし、録画するには、外付けHDDをつけることになるが、USB端子のあるモデルは一部に限られる。

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