アナログ環境を地デジ環境に移行するためには

 

7月24日の地上デジタル放送の完全移行まで一ヶ月近くになった。

ただし、東北3地域(岩手県・宮城県・福島県)は、先日の東日本大震災の影響で1年延期(暫定)となった。

アナログ環境を地デジ環境に移行する方法として、下記の方法が考えられる。

 

1.既存の環境にデジタルテレビチューナーを追加する (1)

手元にあるアナログのブラウン管テレビを簡単に地デジ化することができる。3,780円~から導入できるので、最低限の出費で済ますことができる。

機器としては、地デジ放送のみ対応のBuffalo DTV-S110(3,980円~)やPixela PRODIA PRD-BT105-P00(4,750円~)、BSデジタル・CSデジタルにも対応したBuffalo DTV-H400S(7,700円~)などがある。

私自身は、以前にイオン限定発売のPixela PRD-BT102-PA1を近所(といっても結構離れているが…)のAEONで購入している。

当時は4,780円したが、イオンショップでは少し前まで3,980円で売られていた模様。

Toshibaのテレビ(21ZS18)に接続して利用している。

 

2.既存の環境にデジタルテレビチューナーを追加する (2)

手元にあるHDMI端子のついた液晶モニターを簡単に地デジ化することができる。

なお、HDMI-DVI変換ケーブルを使えば、DVI端子のみの液晶モニター(HDCP対応のみ)でも見ることができる。

機器としては、IO DATA HVT-BTL(9,800円~)、録画機能が必要であれば、外付けHDDが追加できるIO DATA HVT-BCTL(10,000円~)やToshiba D-TR1(14,850円~)などがある。

録画容量が足りない場合、本体にUSB端子があれば、外付けのUSB HDDを追加することができる。

公式に対応しているものとして、IO DATA HDCR-U1.0EK(1TB/6,200円~)やIO DATA HDC-EU2.0K(2TB/8,480円~)などがある。

 

3.既存の環境にDVDやブルーレイレコーダーを追加する (1)

テレビ番組を録画でき、DVDやBlu-rayに保存できる環境を構築できる。

ただし、シングルチューナーしか搭載していないので、同じ時間帯に番組が重なっても1つの番組しか録画できない。

機器としては、DVDのみに対応したPanasonic DMR-XE100(23,280円~)やToshiba RD-R100(25,000円~)、Blu-rayに対応したPanasonic DMR-BR585-K(33,190円~)やPanasonic DMR-BF200-K(33,500円~)などがある。

 

4.既存の環境にDVDやブルーレイレコーダーを追加する (2)

同じ時間帯に2つの番組が重なっても、ダブルチューナーを搭載しているので、(1)とは異なり、両方の番組を録画することができる。

機器としては、Toshiba D-BZ510(35,650円~)やMitsubishi DVR-BZ240(41,800円~)などがある。

1TB以上の内蔵HDDが必要であれば、Mitsubishi DVR-BZ340(53,410円~)やToshiba RD-BZ810(62,800円~)、2TB以上の大容量HDDが必要であれば、Toshiba RD-X10(69,130円~)やMitsubishi DVR-BZ450(79,720円~)などがある。

 

5.既存の環境にPlayStation 3を追加する

すでにPlayStation 3を所有している場合、torne CECH-ZD1J (7,700円~)を足すことによって地デジ環境を構築することができる。

機器としては、HDDレコーダーパック 320GBのSony CEJH-10017(34,500円~)を導入するか、160GBのHDD内蔵のCECH-2500A(25,750円~)+torneという組み合わせ方法もある。

録画容量が足りない場合、外付けのUSB HDDを追加することができる。

IO DATA HDCR-U1.0EK(1TB/6,200円~)やIO DATA HDC-EU2.0K(2TB/8,480円~)などはメーカーで公式対応している。

 

6.既存の環境にPC用テレビチューナーを追加する

パソコンでテレビを見ていたり、番組を録画・編集している場合、現在のアナログチューナーを地デジチューナーに変更することによって見られるようになる。

ただし、HDCP対応の液晶モニターとビデオカードがすでにあるということが前提となる。

機器としては、シングルチューナーのKeian KTV-FSPCIE(4,380円~)やIO DATA GV-MC7/XS(Windows Media Center専用/10,170円~)、ダブルチューナーのPixela PIX-DT090-PE0(14,750円~)やIO DATA GV-MVP/XS2W(17,200円~)などがある。

ノートパソコンの場合、外付けUSB対応の機器となるが、Buffalo DT-H11/U2(6,280円~)やSknet SK-MTVU3MC(7,150円~)、Windows Media Center専用のIO DATA GV-MC7/VZ(9,439円~)、ダブルチューナーのIO DATA GV-MVP/HZ2W(17,850円)などがある。

 

7.新規の液晶テレビやプラズマテレビを購入する

液晶テレビでは、Panasonic TH-L32C2(45,130円~)や同 TH-L37S2(56,400円~)、節電に適したLEDバックライト採用の省エネモデルでは、同 TH-L32C3(44,700円~)や同 TH-L37C3(57,100円~)などがある。

動きの激しいスポーツや映画のようなブラックパネルの良さが活きるプラズマテレビでは、Hitachi P42-HP06(67,600円~)やPanasonic TH-P42S2(67,800円~)などがある。

 

8.新規のPC用液晶モニターに2.のデジタルテレビチューナーを組み合わせる

機器としては、BenQ G2222HD(12,420円~)やLG E2241V-BN(13,800円~)、視野角の広いIPSパネルを使ったものとしてLG IPS226V-PN(17,530円~)やMitsubishi RDT233WX-S(34,500円~)などがある。

コメント

タイトルとURLをコピーしました