Windowsでハイレゾ音源を再生する場合、よく使われるフリーソフトはfoobar2000である。
音質にはそこそこ定評ある音楽再生プレーヤーだ。
拡張性も高く、プラグインを追加すれば多くの機能が実現できる。
少し前に話題となった、ハイレゾロゴを初めて取得したオーディオPCのabee AD-K1A-SVでも、カスタマイズされたfoobar2000が採用されている。
私自身も、Windows環境で音楽再生していた以前は、foobar2000を使っていた。
しかしながら、foobar2000を実際に使えるようにするには、パッチやプラグインを別途追加する必要がある。
少なくとも、高音質の環境で再生するには、foobar2000 localization patch(日本語パッチ)、 foo_dsp_resampler(再サンプリング周波数変更プラグイン)、ASIO support(ASIO出力プラグイン)またはWASAPI output support(WASAPI出力プラグイン)が必要になる。
FLACファイルの再生はデフォルトで対応しているので、プラグインの導入は不要だ。
ただ、ALAC(Apple Lossless)ファイルを再生するにはALAC decoder、Last.fmのプレイリストに再生した曲を反映させるにはAudioscrobbler(Last.fm連携プラグイン)を追加することになる。
ASIO非対応のオーディオデバイスでASIO出力する場合、さらにASIO4ALLのインストール作業が発生する。
意外と面倒だ…。
しかしながら、Sony X-アプリを使えば、ASIO・WASAPI出力どちらでもX-アプリのみで済む。
ASIO非対応のオーディオデバイスのみ、上記のASIO4ALLのインストールが必要になる。
同じSonyのMedia Goと連携している、音楽情報の取得がGracenoteに対応している点が魅力的。
一方で、Last.fmとの連携に非対応な点が残念だ。
また、FLACの再生には対応しているが、ALACの再生には対応していない。
なお、ALACファイルの再生機能とLast.fmの連携がどうしても必要な場合は、MusicBeeがオススメだ。
Media Goと組み合せて使わないのであれば、MusicBeeの方が使い勝手は良い。
インストール (X-アプリ)
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拡張子の関連付け
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※ショートカットが不要な場合は、チェックを外す
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インストールの開始
インストール
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完了
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設定 (X-アプリ)
ツール>設定>オーディオ出力設定
出力モード (DirectSound → ASIOまたはWASAPI※排他) ※Windows Vista SP1以降
OK (次回からこのメッセージを表示しない)
適切なオーディオデバイスを選択
出力フォーマット (おまかせ設定 → 手動)
量子化ビット (16bit → 24bitまたは32bitから選択)
サンプリングレート (44100Hz → 96000Hz/192000Hz/384000Hzのいずれか)
OK
ツール>設定>ファイルの自動取り込み
任意のフォルダーの追加
マイミュージック>Media Go
OK
OK
オーディオPC・オーディオ機器のリンクと価格一覧
abee AD-K1A-SV (172,584円~) ※本体のみ
abee AD-K1A-SV (194,184円~) ※本体+スピーカー (Onkyo GX-100HD)
abee AD-K1A-SV (215,676円~) ※本体+スピーカー (Onkyo GX-500HD)
abee AD-K10A-SV (248,184円~) ※本体+DAC (Onkyo DAC-1000)
abee AD-K10A-SV (280,584円~) ※本体+DAC+スピーカー (Onkyo GX-500HD)
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