Intel第10世代のCore i3-10105は、現在パソコンに載っているIntel第3世代 (Ivy Bridge)のCeleron G1610と比較すれば大幅に性能が上昇するが、Intel第4世代 (Haswell)のCore i7-4770と比較すると、Core i7-4770のPass Markスコアを越えられない部分が納得できなかった。
そこで、CPUソケットが同じLGA1200で、Core i3より1つ上のCPUであるCore i5、Core i5-11400とIntel Core i3-10105と比較してみることにした。
Intel第10世代 (Comet Lake-S) | Intel第11世代 (Rocket Lake-S) | |
マザーボード | ASUStek Pro H510M-C/CSM (H510/LGA1200) 12,301円 |
ASUStek Pro H510M-C/CSM (H510/LGA1200) 12,301円 |
CPU | Intel Core i3-10105 (3.70GHz/6MB/2666MHz) 13,979円 |
Intel Core i5-11400 (2.60GHz/12MB/3200MHz) 22,781円 |
メモリ | crucial CT2K8G4DFRA266 (DDR4/PC4-21300/8GB x2) 6,980円 |
crucial CT2K8G4DFS832A (DDR4/PC4-25600/8GB x2) 7,290円 |
グラフィック | Intel UHD Graphics 630 | Intel UHD Graphics 730 |
合計 | 33,260円 | 42,372円 |
価格差は9,112円。
Intel Core i5-11400のPass Markスコアは17,502、CINEBENCH R23のシングルスコア1,402、マルチスコア10,085、Core i3-10105のPass Markスコアは8,784、CINEBENCH R23のシングルスコア1,162 / マルチスコア 5,683。
Intel Core i5-11400とCore i3-10105を比較すると、Pass Markスコアはおよそ2倍だが、CPUの電力制限(Power Limit,PL)を解除し、Core i5-11400の性能を最大限に引き出すことは考えていない。
※Core i5-11400は6コア12スレッド / TDP 65W、Core i3-10105は4コア8スレッド / TDP 65W。
それに、13年前に発売されたPCIバスのテレビチューナーや18年前に発売されたPCIバスのサウンドカードが動作し、複数の作業でもパソコンの動作がもっさりしない、できるだけPCケース内の発熱が抑えられる条件さえ満たせば、それ以外の性能を含む条件は気にしていない。
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