自作パソコンにPCIバスのテレビチューナーを引き続き載せるため、マザーボードにPCIeからPCIに変換するライザーカードを使って取り付けるのであれば、IntelのCPUやチップセットにこだわる必要はないのではないかと考えた。
そこで、内臓GPU(グラフィック機能)を有している、Intel Core i5-11400とAMD Ryzen 5 5600Gを比較してみることにした。
Intel第11世代 (Rocket Lake-S) | AMD第3世代 Ryzen Processor (Cezanne) | |
マザーボード | ASUStek PRIME B560M-A (B560/LGA1200) 10,980円 | ASUStek TUF GAMING B550-PLUS (B550/Socket AM4) 15,340円 |
CPU | Intel Core i5-11400 (2.60GHz/12MB/2666MHz) 21,980円 | AMD Ryzen 5 5600G (3.90GHz/16MB/3200MHz) 25,884円 |
CPUクーラー | Scythe 虎徹 MarkII Rev.B SCKTT-2100 3,980円 | Scythe 虎徹 MarkII Rev.B SCKTT-2100 3,980円 |
メモリ | micron CT2K8G4DFS832A (DDR4/PC4-25600/8GB x2) 7,180円 | micron CT2K8G4DFS832A (DDR4/PC4-25600/8GB x2) 7,180円 |
グラフィック | Intel UHD Graphics 730 | AMD Radeon 7 Graphics |
PCケース | ー | Zalman T8 3,000円 |
ライザーカード | ディラック DIR-EB262-C13 6,369円 | ディラック DIR-EB262-C13 6,369円 |
合計 | 50,489円 | 61,753円 |
セット割引 | ー | 55,763円 (-5,990円) |
純粋な価格差は11,264円だが、CPU+マザーボードをセット割引で購入すると5,274円。
現在使っているPCケースは、Micro-ATXマザーボードまで対応する製品のため、5,000円以下かつATX対応PCケースのZALMAN T8 (3,000円)、Enermax Fulmo.Q (3,300円)、Enermax PABYS PB30 (4,300円)、DeepCool MATREXX 55 V3 (4,980円)の導入を想定している。
すでにATXマザーボード対応のPCケースを持っているのであれば、価格差は8,264円まで縮まる。
※1 PCケースを買い足さずに、初めからMicro-ATX対応マザーボードのGigabyte B550M S2H (9,799円)やASUStek PRIME B550M-K (12,419円)を載せる選択肢もあるが、ASUStek TUF GAMING B550-PLUS (15,340円)の性能もコストパフォーマンスが良くて捨てがたい…。
※2 PCケースを買い足さずに、SilverStone Temjin TJ08 Evolution (Micro-ATX対応)とIntel Core-i5 8400が載っている自作パソコンのPCケース (Cooler Master Elite 361,ATX対応)の中身をそっくり入れ替える方法もあるが…。
それでは、Intel Core-i5 11400より8,000円以上高いAMD Ryzen 5 5600Gにする利点は何か。
Nvidia GeForce RTX 3050やAMD Radeon RX 6500 XTのような、外付けグラフィックボード(ビデオカード)を使うのであれば、Intel、AMDどちらのCPUを使っても気にする必要はない。
しかしながら、グラフィック機能を内臓GPUに頼る場合、Ryzen 5 5600G内臓GPUの性能だと、Euro Truck Simulator 2+MOD追加の状態や中量級のゲームでもそこそこ快適にプレイすることができる。
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