1~2回前のブログにもちょくちょく出てきているが、私が現在使っているプリメインアンプはPioneer A-UK3である。
ここにたどり着くまで、OnkyoやSansuiの機器を使ってきた。
Sansuiのアンプの低音が過剰気味で嫌気がさしていたところ、いろいろと調べてちょうどA-UK3が気になっていた。
たまたま大学のサークルの後輩が持っているということで、家にお邪魔して聴かせて頂いた。
実際に思っていた通りの音だったので、早速Yahoo! オークションで手に入れた。
6年以上使い続けているが、特に不具合もなく、Kenwood LSF-777を元気に鳴ら続けている。
以前に取り上げたLSF-777と同様、インシュレータや電源タップなど環境をきちんとセッティングしてあげれば、低能率スピーカーもそれなりにドライブする能力を持っている(出力音圧レベルは84db)。
機能もいたってシンプルで、トーンコントロールはおろか、ヘッドホン端子さえない潔さである。
その代わり、アルプス電気 (ALPS)の比較的大きなボリュームやエルナー(ELNA)の大容量電解コンデンサ、オペアンプに新日本無線 (JRC)のNJM2114DDが採用されているなど、同じ価格帯で販売されているプリメインアンプよりも優良なパーツがいたるところに使われている。
特徴としては、比較的フラットで余計な音域の強調もなく、味付けもほとんどない。
解像度やスピード感、低音域重視の方には向かない。
どんなシステムでも合わせやすいが、個性的な特徴のあるCDプレーヤーやスピーカーとは相性が良いかもしれない。
音楽性重視なので、肩の力を抜いて音楽を楽しむことができる。
2015年6月21日 追記
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