Sotec HDC-1LのOSをMicrosoft Windows 8 ProfessionalからLubuntuに変更した。
前回の続き。
では、実際に音楽再生時どのくらいパソコン本体の動作負担が減少したのか、下記の各種数値を元に見てみたいと思う。
使用した音楽再生ソフトは、Audacious、DeadBeef、Aqualungの3つ。
音声出力 (Output)は、ALSAではなくJACKを利用している。
1.Audacious
パソコン全体
CPU使用量 12~15%
メモリ使用量 326~327MB
ソフト個別
CPU使用量 4%
メモリ使用量 31.4MB
2.DeadBeef
パソコン全体
CPU使用量 8~11%
メモリ使用量 329~330MB
ソフト個別
CPU使用量 2%
メモリ使用量 33.2MB
3.Aqualung
パソコン全体
CPU使用量 15~21%
メモリ使用量 346MB
ソフト個別
CPU使用量 2%
メモリ使用量 35.2MB
4.JACK Audio Connection Kit
jackdbus:0%
メモリ使用量 32.0MB (Aqualung)
メモリ使用量 32.2MB (Audacious・DeadBeef)
なお、共通の条件として、使用した本体の仕様と音楽ファイルは以下の通りである。
Sotec HDC-1L 仕様
CPU Intel Atom 230 (1.6GHz / 533MHz / 512KB)
RAM 1GB
HDD 160GB+500GB
OS Lubuntu 13.04 32bit
音楽ファイル
ファイル形式 FLAC
ビットレート 722kbps
サンプルレート 44100Hz / 16bit / Stereo
再生時間 5:15
Windows 8の時のように、省電力モード後にフリーズすることはなくなったが、時たまVNCに不安定な時が見られるのは残念だ。
それでも、Windows 8の環境で行っていたことが、OSを含めて、全てフリーで実現できたことは、非常にうれしく思っている。
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