Linuxで音楽再生に特化したOSと言えば、Voyage MPD、Audiophile Linux、Ubuntu Studioなどが有名だが、今回はLubuntuを用いてPCへの負荷を調べてみようと思う。
条件としては、OSはLubuntu 13.04 32bit (現在は13.10にアップデート済み)、再生ソフトはAudaciousとDeaDBeeFを使用し、サウンドサーバにALSA+JACK、ファイル形式はFLACで、5分15秒の音楽ファイルを演奏してみた。
1.Audacious
システム全体
CPU使用量 12~15%
RAM使用量 326~327MB
Audaciousのみ
CPU 4%
RAM 31.4MB
2.DeaDBeeF
システム全体
CPU 8~11%
RAM 329~330MB
DeaDBeeFのみ
CPU 2%
RAM 33.2MB
3.JACK server
JACK Audio Connection Kit
jackdbus:0% 32.2MB (共通)
4.音楽ファイル (共通)
ファイル形式 FLAC
ビットレート 722kbps
サンプリング周波数 44100Hz 16bit Stereo
再生時間 5:15
結論としては、CPUがAtom N230のシングルコア、RAMが1GBのシングルチャネル、起動ディスクがSSDではないという環境の中であっても、Windows 7や8だった環境とは異なり、「プチッ、プチッ」とノイズが入らずに音楽を楽しむことができた。
ただし、VNCの常駐については、Windowsの環境ではもちろん、Lubuntuの環境でもHDC-1Lの不安定動作を引き起こす原因の1つとなってしまった。
それほど重要視している点ではないので、他のPCやタブレットからの遠隔操作は一先ず諦めることにした。
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