Sotec HDC-1LにWindows 7(64Bit)をインストールしたので、WASAPIによる音声出力ができるようになった。
『これでWindowsのカーネルミキサーから解放されて、音楽を思う存分楽しむことが出来るのかな』と思っていたところ、Windows Xpの環境では起きなかったことが発生した。
それは、いつも愛用しているfoobar2000でALAC(Apple Lossless)やMP3(192kbps)を聴いていると、時たま『プチプチ』とノイズが乗る現象が見られるようになったことだ。
MP3を聴いている時は、それほど目立たないのだが、より音質の良いALACでは結構目立つので非常に困っている。
原因を特定するために、普段はヘッドホンアンプとして使っているAudiotrak PRODIGY CUBE(外付けオーディオI/F)を繋いで、早速音を聴いてみたのだが、特にノイズが乗ることはなかった。
これは、foobar2000ではなく内部の回路設計に原因があると思い、HDC-1L AUDIO(PCM1796 x2)を使うことをあきらめ、トランスポートとして使うことにした。
初めは、そのままPRODIGY CUBEでの音声出力で音楽を楽しもうと思っていた。
しかしながら、聴いているうちに、幾つか不満が出るようになった。
音がクリアなことは良かったのだが、積んでいるDAC(WM8776)のせいなのか、回路設計の特性なのか、Turtle Beach Santa Cruz(CS4630)のように薄くかつ軽く感じてしまうようになった。
オペアンプが交換できるので、手持ちのものを色々と変えてみたが、最終的に私の好みではないという結論にたどり着いた。
それに、Pioneer A-UK3で音量調整しているのに、更にPRODIGY CUBEのボリュームでも調整しなければならず、毎回その作業が煩わしかった。
≪購入条件≫
・価格は10万円以下(実売)
・USBインターフェースがある
・マスターボリュームがない
・欧州メーカー
[USBインターフェースのある、10万円以下のDAC]
・ Pro-Ject USB BOX SLV
・ Musical Fidelity V-DAC
・ Cambridge Audio Dac Magic
・ Chord CHORDETTE GEM
・ Atoll DAC100
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