今回、自作パソコンのパーツを入れ替えようと考えたきっかけは、以下の理由からだ。
①Windows 11のアップグレード環境に対応したパソコンがない。
②CPUがIvy Bridge(Intel 第3世代)時代のCeleronなので、パソコンで同時に複数の作業をさせた時にフリーズすることがある。
なお、メインパソコンの環境はWindowsからMacに移ったため(この話は別の機会にでも…)、今回はできるだけ予算を抑えるために、マザーボード、CPU、メモリ以外は現在使っているパーツを再利用する計画を立てることにした。
現在の構成(Ivy Bridge) | 今後の構成(Comet Lake-S) | |
マザーボード | ASRock B75M R2J (B75/LGA1155/PC1600) | ASUStek Pro H510M-C/CSM (H510/LGA1200/PC3200) |
CPU | Intel Celeron G1610 (Ivy Bridge/2.60GHz/2MB/1333MHz) | Intel Core i3-10105 (Comet Lake/3.70GHz/6MB/2666MHz) |
メモリ | Team TED38192M1600C11DC (DDR3/DIMM/PC3-12800/4GB x2) | crucial CT8G4DFRA32A (DDR4/DIMM/PC4-25600/8GB x2) |
記憶装置1 | Micron CT250BX100SSD1 (SATA3/250GB/MLC) | → |
記憶装置2 | Toshiba DT01ACA100 (SATA600/1.0TB/7200rpm/32MB) | → |
記憶装置3 | Western Digital WD30EZRX-1TBP (SATA600/3.0TB/5400rpm/64MB) | → |
グラフィック | Intel HD Graphics | Intel UHD Graphics 630 |
サウンド | JBL PEBBLES (B) | → |
ネットワーク | Realtek Gigabit LAN 10/100/1000 Mb/s (Realtek RTL8111E) | Intel 1GB Ethernet |
ワイヤレス | Elecom WDC-433DU2HBK | → |
電源ユニット | Seasonic SS-520GB (520W) | → |
ケース | SilverStone SST-TJ08-EJ (MicroATX Tower) | → |
OS | Microsoft Windows 10 Pro (64bit) | → |
予算は、マザーボードが13,000円、CPUが14,000円、メモリが8,000円の合計約35,000円。
選んだ条件は、以下の理由からだ。
①マザーボード (Pro H510M-C/CSM):古 (いにしえ)の拡張カード接続仕様 PCIバス がある。
②CPU (Core i3-10105 3.7GHz):コストパフォーマンスの良さ。
③メモリ (CT8G4DFRA32A 16GB):価格重視。
マザーボードは、最新のIntel 第12世代対応の製品にDirac (DIR-EB262-C13)のライザーカード(PCIeからPCIに変換)を増設するか、一世代前ではあるがIntel 第10・11世代のPCIバスがある製品を選択するかで迷った。
CPUは、上位モデルのIntel 第11世代のCore i5-11400 (2.6〜4.4GHz)とIntel 第10世代のCore i3-10105 (3.7〜4.4GHz)で比較したが、6コア12スレッドと4コア8スレッド、三次キャッシュが12MBと6MBで多少の違いはあるけれども、それでも約8,000円の価格差は大きい。
メモリは、自作パソコンを組み立てた当時、メモリの価格が高止まり傾向で割高だったために容量を8GBで抑えたが、今回は価格が高騰していないので16GBに倍増する予定。
OSは、しばらくの間、安定性重視のためにWindows 10で運用しようと考えている。
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