Audiotrak PRODIGY CUBE-オペアンプの旅-

オペアンプを変えると、好みの音に近づけることができる。

ハンダこてとハンダを載せる技術があれば、製品に載っている大半のオペアンプを交換することが可能だ。

なお、ソケット式であれば、基板コネクター抜きやピンセットにて、簡単に交換することができる。

今回取り上げるAudiotrak PRODIGY CUBEの場合、デフォルトでOPA2134PAが載っている。

これまで、最もコストパフォーマンスが高いと言われているLME49720NAやLT1364CN8、LT1498CN8、LT1469CN8、LT1169CN8と換えてみたが、いまいちしっくりと来なかった。

先日、情報がリリースされた頃から気になっていた、新日本無線(JRC)の「MUSES」シリーズであるMUSES8820Dを、秋葉原の秋月電子通商にて入手してきた。

入ってすぐにあるレジの右側の棚に400円で売られていた。

家に帰った後、早速LT1469からMUSES8820に変更してみた。

解像度に関しては、LT1469と比較すると劣るが、音楽性はこちらの方が上に感じた。

解像度とスピード感はあったに越したことはない。

けれども、それ以上に当人が聴いていて楽しくなければ、回路や使われているパーツなど、機器のスペックがどんな良くても意味をなさない。

個人的に、PRODIGY CUBEに使うオペアンプは、コストパフォーマンスや入手性も考慮すると、フラット・解像度・スピード感を求めるならLME49720(270円)、音楽性を求めるならMUSES8820(400円)が合っていると思う。