「自作機」という言葉は聞いたことがあるだろうか?
最近は死語となり、ひと昔前の言葉となってしまった感もあるが、パソコンの部品(パーツ)を買って、それらを合わせて組み立てたパソコンのことである。
しかしながら、最近ではhp ProLiant ML110 G6やNec Express5800/S70 タイプRBなどメーカー製のエントリー向けサーバー、サイコム Radiant VX SeriesやTsukumo Aero Stream、クレバリー COORD’YSなどショップブランドPCのモデルを購入し、それらをベースに好きなパーツまたは必要なパーツを載せるやり方が主流となっている。
LenovoのThinkCentre Mシリーズも、販売価格がショップブランドパソコンとそれほど変わらない(むしろ、安く済んでしまう場合もある)ので、半自作機のベースに向いている。
上記のような「半自作機」が流行っている理由として、全てのパーツを選んで最初から組み立てるよりも、ある程度完成したものを利用した方が、トータルとして安く済むことが多いからである。
それに、パーツを追加するとしても一部で済むので、パーツ同士の相性問題もできるだけ回避することができる。
初級者~中級者向け。
その代わり、自作機の醍醐味である、好きなパーツを使用することが一部~ほとんど制限される。
ただし、ショップブランドPCで使われている標準パーツは、店舗やモデルによってピンキリなので、選ぶ際に注意が必要となる。
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