Dali ZENSOR1は、よく聴くPopやRockとは相性が良くて今でも不満はない。
ただ、ときどき聴きたくなるClassicやJazzのような表現の繊細さを要求する曲のジャンルだと不満を感じる。
ランクだけで言えば、Kenwood LS-VH7から3グレード上がってKenwood LSF-777になり、LSF-777から2グレード下がってZENSOR1になった。
もちろん、価格と音質は比例しない。
ただ最近になり、LSF-777と比べて、ZENSOR1だとベールが掛かっていて、くすんだ感じの音がする(解像度が低い)ことが気になり始めた。
同じDaliのROYAL MENUET IIやMENTOR MENUETの試聴では感じなかった現象だ。
製品の価格からすれば、十分健闘しているが…。
特にLP-2020A+を導入して顕著になった。
最初は、現在使っているPioneer A-UK3の性能が釣り合っていない又は相性があまり良くないからそう感じるのではと疑っていた。
けれども、動作確認のためにLepai LP-2020A+に接続しても、その印象はほとんど変わらなかった。
その不満を払拭するため、スピーカーを買い替えることにし、製品の選定に入ることとした。
オーディオをはじめて間もなく出会ったDali Royal Menuet II(中古)にするか、発売当時から気になっていてかつ割安な価格で手に入るDali Mentor Menuet (新品)にするか、最近気になるリボンツイーターのついたDali IKON1 MK2(新品)やIKON2 MK2(新品)にするか、部屋の模様替えを前提に未だ評判の高いDali Royal Tower(中古)にするかでだいぶ迷っている。
Vienna Acoustics、Acustik-Lab、Dynaudio、B&W(Bowers&Wilkins)、ProAc、ASW、BösendorferなどDali以外のブックシェルフ型スピーカーの音色も好きだし、過去にも試聴しているので、気にならないわけではない。
現在想定している予算(100,000円以下)と手に入れやすく且つコストパフォーマンスの高さを考えると、音の傾向には特に不満がないDaliのスピーカーから選ぶことになりそうだ。
…と思っていたら、ここは今持っているDaliの音の特徴とは正反対の、B&Wのスピーカーにするのも面白いのではないかと考えはじめた。
せっかく買うのであれば、同じ傾向の音では面白みがないし、シンバルの音が丸くならずにシャーンとしっかり楽しみたい。
セッティングにシビアで気難しいけど、当時から気になるB&W CM1(中古)にするか、アンプに優しくて鳴らしやすいB&W 685(中古)にするか、以前に知り合いの家で試聴して心地よかったB&W CDM7SEのブックシェルフ型のB&W CDM1SE(中古)のいずれにするかで迷う。
ClassicやJazzのようなゆったりした曲だけではなく、ハイスピードの曲を楽しめるように、以前からRockなどで定評ある、低音域の豊かなDynaudioを選ぶのもありかもしれない。
それに、ROYAL MENUET IIのような独特の個性的なサウンドではないので、CDプレーヤー(またはDAC)やプリメインアンプのサウンドを素直に楽しむことも出来る。
銘機かつポテンシャルの高いDynaudio FOCUS 110(中古)にするか、一世代前のEXCITE X12(中古)にするか、現行モデルのDM 2/6(新品)にするかで迷う。
もしくは、最近気になるQuadralやElacのスピーカーにするか。
次が、おそらく最後に買うスピーカーになるので、時間をかけて慎重に選ぼうと思っている。
オーディオ機器のリンクと価格一覧
Dali ZENSOR1 (22,536円~)
Dali Mentor Menuet (90,491円~)
Dali IKON1 MK2 (62,703円~)
Dali IKON2 MK2 (90,621円~)
Dynaudio DM2/6 (87,480円~)
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